相続トラブルの現状

遺言書を作成される方は年々増えていますが、相続トラブルの増加がその背景にあるといわれています(確かに一度身近に相続トラブルを経験された方が遺言書をきちんと準備される傾向があると感じます)。 

 

現在日本全国で1年間に約130万人の方がお亡くなりになっておられますが、相続手続きが相続人の間だけではまとまらず、家庭裁判所のお世話になっているというケースが年間約1200~1300件あると統計で出ています(相談の件数はその10倍以上になります)。 

 

さらに驚くのは、どのぐらいの遺産額で揉めているのかというと、家庭裁判所にもちこまれた案件全体の約30%は遺産額1000万円未満のケースという事です(遺産額5000万円未満でみると全体の75%以上を占めています)。この数字から決して資産家だけがもめているのではないことがわかります。 

 

相続は財産額だけでなく、親族関係やそれまでの家族の歴史・事情など、人の気持ちの部分が大きく影響してくるものだと感じます。

(2018年9月27日)